1. 著書作成を考えるきっかけ
私は2025年の冬から2026年の春頃を目途に、自身が起業した経験を活かし、一冊の著書を作成しようと考えています。
一言で「起業」といっても、実際に自身で動いて起業するのは、誰にとっても最初は未経験の領域です。
会社設立や事業計画の策定、資本金の準備、登記手続き、社会保険や税務処理、さらには人材採用や販路拡大まで─どれも初めて取り組む方にとっては分からないことだらけだと思います。
2. 調べても分からない「本当の壁」
インターネットや書籍で調べても、しっかりとした情報に出会えることは意外と少なく、出てきても表面上のことばかりが記載されていて、結局のところ「実際にどう動けばいいのか」が分からないケースが多いのが現状です。
逆に詳細に書かれていたとしても、実際にやったことのない内容であれば、専門用語が多く、読み進めても理解が難しい場合があります。
また、細かい注意点や実務上の盲点が書かれていないために、手続きの途中で「調べた内容と現場の対応が違う」「思っていたよりも手間や費用がかかる」といった壁に直面することも多々あります。
3. 体験から伝えたい「リアルな注意点」
私自身も起業準備から設立、事業運営に至るまで、多くの失敗や遠回りを経験してきました。
しかし、その過程で「ここは本当に注意すべきだった」「この手続きには思わぬ落とし穴があった」というリアルな気づきを得ることができました。
そうした実体験をまとめることで、これから起業を考えている方や、なかなか最初の一歩を踏み出せない方々にとって、安心して進めるための「道しるべ」になれればと考えています。
4. 起業だけでなく「出版」に挑戦する意味
今回は起業の実務に関する情報提供に加えて、著書を出版することそのものについても触れていきたいと思っています。
出版というと「大手出版社から声がかからなければ難しい」というイメージを持たれがちですが、実際には自費出版、オンデマンド出版、電子書籍出版など、さまざまな方法があります。
私が実際に検討・実行する出版のプロセスや、著書を形にするまでに必要な準備、編集・デザイン・印刷・販売ルートなどについても具体的に共有していく予定です。
これにより「こんな出版方法があるのか」「著書作成にはこういう流れがあるのか」と理解していただき、同じように著書を出したいと考えている方々にとっても役立つ情報になれば嬉しく思います。
5. 読者へのメッセージ
起業も出版も、どちらも初めて挑戦する人にとっては大きな壁であり、不安や疑問が尽きないものです。
だからこそ、私が経験して得た知識や気づきを共有することで、「やってみたい」と思う人の背中を少しでも押したいと考えています。
この著書が、起業や出版を考えるすべての人にとって、具体的な行動に移すための第一歩になることを願っています。