今回ご紹介したいIT業界の分野はシステム開発です。
ITと聞いて真っ先に思い浮かべるのが、システム開発という方も多いのではないでしょうか。
一言でシステム開発といっても、さまざまな形態があります。代表的な7つをご紹介します。
1. Webアプリケーション
概要:ブラウザ上で動作するアプリケーション(例:Gmail、SlackのWeb版)
- OSに依存しない(WindowsでもMacでも利用可能)
- インストール不要
- 開発言語:HTML/CSS、JavaScript、PHP、Python、Rubyなど
2. デスクトップアプリケーション
概要:PCにインストールして利用するアプリ(例:Excel、Photoshop)
- オフラインでも利用可能
- 高速・高機能な処理が可能
- 開発言語:C#、C++、Java、Electron(JavaScript)など
3. スマートフォンアプリ(モバイルアプリ)
概要:iOSやAndroid向けのアプリ(例:LINE、Instagram)
- ネイティブアプリ(Swift/Objective-C、Kotlin/Java)
- ハイブリッドアプリ(Flutter、React Nativeなど)
- スマホの機能と連携可能、アプリストア経由で配布
4. 業務システム(エンタープライズアプリケーション)
概要:企業の業務を効率化・自動化(例:販売管理、在庫管理、勤怠管理)
- クラウド or オンプレミスで運用
- セキュリティやスケーラビリティを重視
5. 組み込みシステム
概要:家電や機械など、特定機器内で動作(例:自動車制御、テレビのファームウェア、IoT)
- リアルタイム性や省電力性が求められる
- 低レベル言語(C/C++)での開発が主流
6. API / バックエンドシステム
概要:アプリの裏側を支える処理(例:ログイン認証API、決済処理API)
- フロントアプリと連携
- RESTやGraphQLなどの通信規格を使用
7. クラウドサービス / SaaS
概要:インターネット経由で提供されるアプリケーション(例:Google Workspace、Salesforce)
- 月額課金制が多い
- Web技術とクラウド基盤(AWS、GCP、Azureなど)を活用
私が得意とする分野:Webアプリケーション
私が特に得意としているのはWebアプリケーション開発です。
OSに依存せず、ブラウザからアクセスしてアカウントログインすればすぐに利用できます。
主な言語はJavaScript・TypeScriptで、Web開発では必須のスキルといえます。
AI開発ツールの登場と進化
従来はエンジニアがすべてを手動でコーディングしていましたが、現在はAI開発ツールの普及により、プロンプトでコーディングが可能になってきました。
その結果、開発スピードが向上し、これまで数十人規模だった開発も、少人数かつ短期間(2〜3ヶ月)で実現可能となりました。
また、基本的な知識があれば、AIツールを駆使することで自分のスキル以上の成果を出すこともできます。今後は「開発知識」よりも「AIを使いこなす技術」が重要になっていくでしょう。
人間に求められるスキル
ただし、AIツールが完璧なわけではありません。
自動生成されたコードには人間による修正や判断が不可欠です。
したがって、今後も人間側には理解力・技術力・思考力が求められ続けるでしょう。
未来展望と次回予告
AI技術がさらに進化すれば、将来的には完全自動での開発が可能になり、「人間が不要になる」という時代が来るかもしれません。
しかし現時点では、AIと人間の共創が不可欠です。
次回は「AI技術をシステムに組み込む方法」についてお話していきます。
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