どんな事でも「目標を持ち、やり切る」

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1. 目標を持たない練習は、効率が悪い

何となく取り組むだけでは、成長は起こりません。
到達したい姿を明確に描き、そこへ最短で近づく練習を設計し、毎日を積み重ねてやり切る。
この一連の流れが、努力と工夫を生み、やがて「再現性のある結果」へと収束していきます。

目標がなければ、努力の方向が定まりません。偶然うまくいく瞬間はあっても、それは「再現」できない一発芸に過ぎません。
成長を加速させるには、結果目標(例:リフティング30回)行動目標(例:毎日10分の片足タッチ×左右3本)をセットで置き、定量的な目標に落とし込むことが重要です。

SMARTの原則で目標をチューニング

  • Specific(具体): 「リフティングを上達」→「胸の正面で真上に上げるタッチを10回連続」
  • Measurable(計測): 最高回数・平均回数・連続成功セット数を記録
  • Achievable(達成可能): 現状+20〜30%を目安にステップ設計
  • Relevant(整合): 体力・フォームなど基礎に直結する指標を選ぶ
  • Time-bound(期限): 2週間単位で小目標、8週間目に中間レビュー

こうして目標が言語化されると、今日やるべきことが自動的に浮かび上がります。そこに「やり切る意思」が乗ることで、努力が意味を持ちはじめます。

2. 試行錯誤がコツと感覚をつくる

上達は、継続して練習をすること以外にはありません。
しかし、単に練習を行うだけでは上達はなく、目標や試行錯誤を行い、練習していくことが重要です。

努力は正直で、やった者だけが上達し、結果を出せるということはスポーツでも経営でも同じことが言えます。
量をこなすことでしかコツは掴めず、そこには近道もなくコツコツと地道に練習を積み上げていくしかありません。

3. 表面的な華やかさの裏側 ─ 全員が泥臭い

表では軽やかに見える成果も、裏では地道な反復の積み重ねです。
プロのスポーツ選手、経営者、数十万フォロワーの投稿者も例外はありません。
「簡単に見えるほど、裏では泥臭い」。これが現実です。

  • スポーツ:地味な基礎ドリルを延々と繰り返すから試合で“自然に”出る
  • 経営:日々の数字管理・顧客の管理・現場の管理が“意思決定の速さ”に繋がる
  • SNS:企画・撮影・編集・分析のループが“良いコンテンツ”を生み出す

4. 膝を痛めている今、なぜ練習に参加するのか

現在、私は膝を痛めており、リフティングを長時間継続することが難しい状態です。
それでも「できる範囲」で参加し、少しでもボールに触れる選択をしています。その理由は主に2つです。

  1. 微差の積み重ね:1回でも触れれば、感覚の退化が緩み、わずかでも上達に寄与する
  2. 姿勢のメッセージ:練習に集まる姿勢・協調性は、チームの士気を確実に押し上げる

もちろん、無理は禁物です。負荷を誤れば大怪我のリスクがあります。
だからこそ、「やり切る」ことは大切ですが、時には状況に合わせた努力を行うことを選択することも重要です。

5. チームで強くなるという姿勢が協調性を生む

練習に「集まる」こと自体が、チームに前向きな連鎖を生みます。
互いの努力を確認し合い、課題を共有することで、これが心理的な安定性を高め、各自のモチベーションアップにも繋がり、個々の能力の限界突破を後押しします。
経営でも同じで、数字が良い時ほど地道な努力を積み重ね、悪い時ほど行動や数字の再分析を行い、会社に反映させていくことが重要になります。

6. まとめ ─ 「やり切る」とは、無茶をすることではない

膝の不調な状態でも練習は継続して行いましたが、経営も同じで不調だからと言って立ち止まることはできません。
不調な時だからこそ、状況に合わせた努力を行うことを選択し、やり切る」ことにこだわります。
少しずつでも前に進み、努力を積み重ねて「体や頭が覚える経験」をして初めて結果に繋がるようになると思います。

この姿勢を自社の経営にも活かして、人材育成・事業拡大に取り組んでいきたいと考えています。
これからのリフティングの状況も、引き続き発信していきますので、成長の成果を都度確認していただけますと幸いです。