記録更新とチームワークの深化
今回の練習は、前回に続いて2日間連続で実施しました。
年齢を重ねるほど連日の負荷は確実に響き、疲労の蓄積も早く、動きが鈍る場面が増えました。
それでも、いつもは時間が合わず集まりにくいメンバーが揃ったこの機会を逃すまいと、疲れを受け入れながら練習を継続。
その結果、技術面でもチーム面でも確かな手応えを得る一日となりました。
1. 2日連続で感じた身体の反応と向き合い方
連日の練習では、回復が追いつかず筋肉の張りや反応速度の低下を実感しました。
無理を重ねれば集中力も無くなり、無理をすればケガにつながる可能性が高まります。
そこで、ウォームアップや休憩をこまめに取り、無理せずに練習を続けました。
最初は疲労の具合を確認しながら各自でゆっくりと自己練習を行い、体が温まったら集まったメンバー全員でリフティング練習を行いました。
「疲れている前提で丁寧にボールに触れる」ことを意識することで、無駄な動きや体力の減少を抑えました。
2. 貴重な全員集合 ─ 「今日しかできない練習」をやり切る
普段は予定が合わないメンバーまで集結したことで、役割分担や連携の確認など“今この場”でしか試せないメニューに挑戦。
疲労感はありつつも、「今日はこのテーマを形にする」という共通認識が集中を生み、練習密度が一段と高まりました。
合図の統一、受け渡しの距離感、サポート位置の微調整など、リフティングの継続に不可欠な行動がルール化でき、各メンバーとの一体感がより強くなったと感じる1日でした。
3. 最高記録を更新 ─ 73回から76回へ
新メンバーを含む構成ながら、リフティングの最高記録は73回から76回へ更新することができました。
記録そのもの以上に価値があったのは、ボールへのタッチの質と各自のリフティング回数が安定したり、
コミュニケーションの精度が上がった結果として最高記録が伸びたと感じました。
一人の好調に依存せず、全員のミスを全員でカバーする循環が機能したことも成果に繋がりました。
4. コンスタントに70回超えが増えた理由
セッションを重ねる中で、70回以上を安定して継続できる場面が明らかに増えました。
その背景には、無理なリフティングを避け失敗しそうになった時は、他のメンバーにボールを渡すということを意識することで、個人で失敗することが減ったことが結果に繋がったと思います。
また、受け手がボールを蹴りやすい位置にボールを渡すこともコンスタントに70回以上を安定して継続できる要因になったと思います。
個人技の底上げに加え、全体のリズム感が合ってきたことが、安定回数の底上げに直結しました。
5. 自然発生したチームルール ─ 掛け声・配置・フォロー
継続するうちに、チーム内で暗黙のルールが形になってきました。
① 渡す掛け声/受ける掛け声:ボールを受け渡す時の掛け声を意識。
② フォロー体制:リフティング中のメンバーを円で囲み、こぼれ球を素早くリカバー。
③ お互いの気遣い:誰かがミスしても声をかけてフォローし合う。
これらは戦術というより、お互いの士気を高めるための習慣であり、これらの積み重なりが安定感と大きな成果に繋がります。
6. 助け合いが生む一体感 ─ チームワークの輪
一人ひとりが周囲を助け、周囲もまた一人を支える。
その相互作用が「ミスを恐れずに触れる空気」を作り、挑戦回数を増やしました。
記録更新は偶然ではなく、助け合いがあったからこその結果だと言えます。
練習後に交わしたフィードバックも前向きで、お互いの課題であったり、改善点を伝え合うことで、次の練習に備え各自の練習に生かすことができます。
7. まとめ ─ 疲労の先に見えた収穫
連日の負荷で体は重くても、メンバーが揃ったからこそ得られた学びと成果がありました。
73回から76回への更新、70回台の安定化、掛け声・配置・フォローの定着 ─ いずれも次につながる確かな前進です。
これからも「無理をしない工夫」と「互いに支え合う姿勢」を両立させ、積み上げを続けていきます。