個々の練習と合同練習の違い
本日は、青工研(相模原市青年工業経営研究会)のメンバーと集まり、通算2回目となるリフティング練習を実施しました。
私たちは皆、経営者という立場上、日々決裁や商談、現場対応などで時間に追われています。そんな多忙な中でも時間を作り、同じ目標に向かって顔を合わせる機会は非常に貴重であり、その時間には大きな価値があります。
普段はそれぞれが限られた時間を見つけて自主練習を行っていますが、やはり仲間と集まって取り組む練習には特別な効果があります。練習会では、フォームの細かな癖や改善点を指摘し合い、成功時には称賛し、失敗しても互いに励ます。
このサイクルが集中力を高め、成長スピードを加速させます。経営においても同じく、外部からのフィードバックや他者との協力が大きな飛躍をもたらすことを実感します。
記録更新 ─ 7回から16回へ
前回の自己最高記録は7回でしたが、今回は16回まで更新することができました。
単純に数字が倍以上になったことは驚きですが、その裏には「コツを掴んだ」感覚があります。しかし、コツだけでは続きません。体力が尽きれば集中力は途切れ、結果はすぐに落ち込みます。
リフティングは一見軽い運動に見えて、実は常に細かい動きを続ける非常にハードな全身運動であり、技術・体力・集中力のバランスが整って初めて高いパフォーマンスが発揮できます。
技術・体力・集中力のバランス
技術(型)
- 接地位置は身体の中心やや前に固定し、左右に流さない。
- 足首は柔らかく使い、ボールを押し出すのではなく真上に弾く。
- 上体は安定させ、胸の正面でボールをコントロールする。
体力(土台)
ふくらはぎ・太もも・体幹への負荷は予想以上に大きく、持久力強化が不可欠です。
- カーフレイズやスクワットで下半身の持久力を強化
- プランクやバランストレーニングで体幹を安定
集中力(メンタル)
- 一定の呼吸リズムで力みを防ぐ
- 「真上」「中心」「一定」のセルフトークで雑念を排除
仲間の力が生む成長
サッカーもリフティングも未経験の私が、2回目でここまで成長できたのは仲間の支えがあったからです。
互いにフィードバックをし合い、役割を分担し、心理的安全性のある環境で取り組むことで、練習の質とモチベーションは大きく向上します。
これは企業経営にもそのまま通じ、個の限界をチームの力で超えることの重要性を改めて感じました。
ビジネスへの応用
- 偶然の成功より、正しい型の再現性を重視
- 成果は「最高値」と「平均値」の両面で評価
- データを可視化し、改善サイクルを回す
- 仲間の存在が個々の限界突破を後押しする
おわりに ─ 挑戦を文化にする
数字としては「7回 → 16回」ですが、真の成果はその裏にある学びと再現性の向上です。この経験を自社の人材育成や事業拡大に活かし、挑戦を続ける文化を根付かせていきます。
次回はさらに記録更新を目指し、体力面の強化にも取り組んでいきたいと思います。