ゴルフの印象が変わった瞬間
これまで私は、経営の学びと人間力を磨くために青工研(相模原市青年工業経営研究会)での活動に力を入れてきました。 サッカーのリフティングに続き、最近はゴルフにも挑戦を始めました。きっかけは、青工研で出会った多くの経営者の方々が 仕事だけでなくスポーツを通じて心身を整え、ビジネスにも良い循環を生み出している姿に触れたことです。
正直に言えば、私の中でゴルフは長らく「接待・営業のためのスポーツ」というイメージでした。 週末のテレビ中継で延々と流れている、どこか自分とは無関係な世界―そんな距離感を持っていました。 しかし、青工研での交流を通じて「いつかは自分もやることになるのではないか」という予感が少しずつ現実味を帯び、 ついにクラブを手に取ることにしました。
やってみてわかった“想像以上の難しさ”
映像で見るゴルフは、軽くクラブを振ればボールが真っ直ぐ飛んでいく、そんな簡単なものに見えます。 ところが実際にやってみると、クラブの握り方(グリップ)、構え(アドレス)、体の回転、振り抜き(フォロー)― どれか一つでも崩れると、ボールは微動だにしない。真面目に振れば振るほど空振りに終わることすらあり、 技術の奥深さを身をもって痛感しています。
レッスン開始─ゼロからの基礎づくり
現在、プロコーチのレッスンに通い始めて3回。完全な初心者として、基礎の基礎から教わっています。
- グリップ:左手の向きと右手の被せ方、力みを抜いた指の位置。
- アドレス:足幅、膝の角度、骨盤の前傾、上体の前傾を安定させる。
- スイング軌道:手打ちではなく、体の回転でクラブを運ぶ意識。
- リズム・呼吸:力任せに振らず、一定のテンポで「溜め」と「解放」を作る。
特に印象的なのは、「正しい動きは、最初はむしろ違和感がある」ということ。 これはシステム開発における設計やレビューの作法にも似ていて、最初のフォームづくりが何より大事だと改めて感じています。
ゴルフと経営の共通点
一見、ゴルフと経営は無関係に思えます。しかし、取り組むほどに共通点が見えてきます。
- 再現性の追求:良い一打ではなく、良い一打を繰り返す“型”を身につけること。
- 可視化と改善:動画でスイングを見返し、課題を言語化して次に活かすPDCA。
- メンタルマネジメント:焦りや力みが結果を崩す。平常心の再現がスコアを作る。
- 小さな積み重ね:毎回の素振り、毎週の練習。細かな正解の積層が成果を生む。
当面の目標と練習計画
まずは安定してミートする基礎を固め、コースデビューを目標にします。 そのための練習計画を次のように置いています。
- 週1回のレッスン:正しいフォームの定着を最優先。
- YouTube動画学習:レッスンに通えない日は、プロのフォームを確認し学習。
- 動画レビュー:毎回の練習を撮影し、課題を言語化→翌練習で修正。
スタートラインに立ってこそ見える景色
かつては遠い世界に感じていたゴルフですが、一歩踏み出してみると景色が変わる。 青工研の仲間と共に挑戦を重ねる中で、スポーツがビジネスにも良い循環を生むことを実感しています。 サッカーのリフティング同様、地道な反復練習が結果に繋がることを、身体で学んでいる最中です。
これからの記録と発信について
レッスン開始から間もない段階ですが、今後は練習ログや動画、気づきを継続的に発信していきます。 技術の上達だけでなく、経営とスポーツの相互作用についても具体的に言語化していく予定です。
取り組みの変化や成長の過程を見守っていただけたら嬉しいです。最新の進捗はX(旧Twitter)で発信しています。ぜひフォローのうえ、感想やアドバイスもお寄せください。
まとめ
- 青工研でのご縁からゴルフを開始。基礎づくりを最優先に、ゼロから取り組み中。
- グリップ/アドレス/体の回転など、正しいフォームの再現性を重視。
- ゴルフで学ぶ「再現性・可視化・メンタル・積み重ね」は、経営にも直結。
- コースデビューを目標に、週次の練習と記録公開を続けていきます。
次回は、レッスンで得た具体的なドリル(素振りの回数、アプローチ距離の目安、パター練習のステップ)や、 練習時間の確保方法、仕事と運動を両立するためのタイムマネジメントについてもご紹介します。